Mod

【2025年版】Mod Organizer 2のインストールと基本設定、使い方の解説!【画像付き】

Modを導入する方法が様々あることは、既にこちらの記事で挙げました。ここでは管理ソフトの1つである、Mod Organizer 2のインストール方法から基本設定、使い方、注意点を画像付きで解説していきます。

Mod Organizer 2とは?

Mod Organizer 2 (以下、MO2)は、MODを効率的かつ簡単に管理できるPC向けのMod管理ソフトで、主にBethesda社のゲームに対応しています。

Modを管理ソフトを使わずに手動で導入することも可能です。しかし、管理が非常に複雑になります。特に複数のModを導入する場合、ファイルが上書きされたり、競合が発生することがあります。

特に『Fallout: New Vegas』のように多くのModが存在するゲームでは、Mod管理ソフトを使用しないと、後から削除や調整が困難になることがよくあります。

FNVのようなにModが多様なゲームには、Mod管理ソフトが不可欠です!

ちなみに、Mod管理ソフトには、他にもNexus Modsが開発したNexus Mod Managerがあります。どちらも人気の高いソフトですが、導入方法や使い方が異なるため、以下に簡単な比較表をまとめまてみました。

Mod Organizer 2Vortex Manager
対応タイトルFNV、Skyrim、FO4 など多数 (特に複雑なMod向け)幅広いゲームに対応
UIのわかりやすさ慣れるまでは少し難しい初心者でも使いやすいシンプルな設計
仮想化機能 (VFS)あり (ゲームフォルダに直接Modは入れない)あり (MO2ほど柔軟ではない)
Mod競合管理高度な管理が可能 (手動で細かく調整)自動管理がメイン (細かく調整しにくい)
プロファイル機能あり (複数環境を簡単に切り替え可能)あり (MO2ほど柔軟ではない)
トラブル対応力トラブル回避・検証に強いModが増えるとやや不安定になりやすい
向いているユーザーしっかり管理したい人手軽にMODを使いたい人

ゲームさえ対応していれば、どちらを使うこともできますが、もちろん、管理人のおすすめはMO2です

Modの数が多く、ロードオーダーがシビアなMod・ゲーム向きだからです。

インストール

それではMO2のインストールのために、まずはインストーラーの入手が必要となります。

インストーラーの配布先は2つあり、1つは既に当サイトで紹介しているNexus Mods、もう1つはGitHubです。前者はあらかじめ、無料会員登録が必要となります。後者は登録は不要です。

どちらで入手しても問題ありませんが、『Fallout: New Vegas』などのMod導入を検討する場合、どのみちNexus Modsへの登録が必要となります。そのため、もし登録がまだの場合は、Nexus Modsからの入手をおすすめします。

Nexus Modsへの登録方法について知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

下ではNexus Modからの入手方法と、GitHubからの入手方法の2通りを解説します。いずれかの方法を選んでください

Nexus Modsからの入手方法

ここではNexus Modsからの入手方法を解説していきます。

こちらのリンクからMO2のページに直接アクセスできます。

Nexus Modsからのダウンロード方法は、この中で紹介した方法と同様になります。上の画像のようになるので、「Files」タブをクリック。

そして「Main Files」のオレンジのボタン(Manual download)をクリック。

その後は、上のリンクで解説した通りです。最終的にexeのダウンロードが始まるので、任意の場所(デスクトップ上など)に保存します。

GitHubからの入手方法

上述のように、GitHubからの入手も可能です。こちらは上述のように、登録なしで入手できます。

こちらのリンクから直接、配布ページにアクセスできます。

下の画像のようなページに飛びます。GitHubでは常に最新版が最上部に来るようになっています。

下にスクロールすると、過去のバージョンの項目になる前に、「Assets」という項目にいくつかファイルが出てきます。たくさんあってややこしいですが、基本的には「Mod.Organizer-(バージョン).exe」となっているファイルを選べば大丈夫です。今回は赤丸のファイルです。

クリックすると、そのままexeのダウンロードができます。任意の場所(デスクトップ上など)に保存しましょう。

インストール手順

では実際に、MO2のインストール手順を見ていきましょう。もちろん、上記のどちらの方法で手に入れたインストーラーでも共通です。

なお、インストーラーは英語ですが、ソフト自体は日本語にも対応しています

インストーラー(赤丸)をダブルクリック。

画像のようなライセンスに関する画面が出てきます。上の「I accept the agreement」(<同意する>の意味です)を選んで、「Next」をクリック。

MO2のインストール先の設定画面です。標準では画像のようになっています。このままでも大丈夫ですし、任意で変えても問題ありません。変更する場合は「Browse」を選んで指定します。

ですが、Program FilesProgram Files x86などのシステムファイルが格納されているフォルダにはインストールしないでください。Modが正しく認識できなかったり、パフォーマンスが低下する可能性があります。

Cドライブでも新たにフォルダを作るか、別のドライブ(DドライブやFドライブなど)にインストールしましょう。

管理人はDドライブにインストールしました。

次はインストールする内容ですが、このままで「Next」をクリック。

次は「スタートメニューに追加しますか?」という確認です。あった方がいいので、そのまま「Next」をクリック。

もし要らない場合は、下の「Don’t create a Start Menu folder」にチェックを入れましょう。

ここではデスクトップにアイコンを追加するか決められます。あった方が断然便利なので、「Create a desktop shortcut」にチェックが入ってることを確認して「Next」をクリック。

ここまでの設定の確認です。良ければ「Install」をクリック。やり直したい場合は「Back」で該当の箇所まで戻れます。

インストール中です。

この画面が出れば、インストールは完了です。

「Launch Mod Organizer」にチェックが入った状態で「Finish」をクリックすると、インストーラーが閉じられた際に、MO2が起動します。起動させたくない場合は、チェックを外しておきましょう。

起動

それではMO2を起動してみましょう。ここでも「Fallout: New Vegas」を例に解説していきます。

MO2を起動します。デスクトップ上のアイコンをクリック。インストール完了時に、「Launch Mod Organizer」にチェックを入れていた場合、この手順は不要です。

最初に出てくるこの画面では、「instance(インスタンス)」の説明をしています。

「インスタンス」とは、MO2がゲームごとに持つ個別の環境設定やMod構成のセットのことです。このおかげで、複数のゲームのMod管理が可能になります。

このまま「Next」をクリック

ここでさらに、インスタンスの選択を求められます。

上が「global instance(グローバルインスタンス)」、下が「portable instance(ポータブルインスタンス)」です。複数のゲームでModを管理する場合は、グローバルインスタンスがおすすめです。

「Create a global instance」をクリック。

MO2が自動的にインストールされているゲームを表示してくれるはずです。今回は「Fallout: New Vegas」なので、選択して「Next」をクリック。

もし、ゲームが出てこない場合は、下の「Browse」から直接ゲームを指定します。

ここでどのプラットフォームのものかを尋ねられます。今回はGOGで購入したものなので、「GOG」を選んで、「Next」をクリック。

インスタンスの名前を決められます。標準だとゲーム名だけになっているはずです。管理人の場合は「New Vegas」となっていました。ここでは「FNV テスト」に変えてみました。

作成中のインスタンスのプロファイルの設定画面です。プロファイルを使うと、MODの有効・無効状態やロードオーダー、セーブデータなどを切り替えができます

上からそれぞれ「プロファイル固有のINIファイルを使う」、「プロファイル固有のセーブゲームを使う」、「自動アーカイブ化無効」です。よく分からないかもしれませんが、全てチェックを入れて「Next」をクリック。

Modデータや上述のプロファイルなどのデータを格納する場所が表示されます。基本的には標準のままの方がよいですが、空き容量に余裕がない場合はここで変更できます。そのままの場合は「Next」をクリック。

変更する場合はデータ格納場所の右横のにある「・・・マーク」をクリックしてフォルダを選択したら、「Next」をクリック。

ここでは、MO2とNexus Modsを連携することができます。連携することで、Nexus Modsから直接Modをダウンロードしたり、アップデートが一目で分かるようになります。Nexus Modsを使う場合は、必須と言っても良いくらい便利です。ぜひ連携しましょう!

赤丸の「Connect to Nexus」をクリック。

するとブラウザが起動し、下の画像のような画面になります。少し分かりづらいですが、真ん中にある白字の「Authorize」をクリック。

左下の画像のように、「You have successfully logged into Mod Organizer 2!」と表示されたら連携成功です。ブラウザを閉じて、MO2の画面に戻りましょう。

もし右下の画像になったら、連携が上手くいかなかったということなので、もう1度MO2で「Connect to Nexus」をクリックしましょう。

管理人の場合、2回目で上手くいきました。

MO2に戻ります。ちなみに、連携に成功しているので、文章の一番下に「Linked with Nexus successfully.」とあるはずです。

「Next」をクリック。

確認画面になります。設定などに問題がなければ、「Finish」、設定を変更したい時は「Back」をクリックして該当箇所を変更しましょう。

ここまで終わると、インストールの完了です。

このまま設定作業に進みます。

基本設定

少し待つと、上の画面になります。初めて起動した際のチュートリアルが表示されます。

ここでは最低限の設定をしたいので、「チュートリアルに関する問い合わせを再表示しないようにする」にチェックを入れて、「いいえ」をクリック。

Modのカテゴリについてどうするか尋ねられます。ここでは「何もしない」を選びましょう。

ここでさらにポップアップが出る場合があります。「nxm links」はNexus Modsから直接ダウンロードするための連携となるので、ここでは「Yes」を選びましょう。

これでMO2が設定まで完了し、MO2が起動します。お疲れさまでした!

Modのダウンロード

それでは、MO2を使ってNexus ModsからModをダウンロードしてみましょう。ここでは「Fallout: New Vegas」のModを例に簡単に説明します。

なお、事前にNexus Modsへの登録が必要です。

ダウンロードしたいModページの「FILES」をクリックすると、下のような画面になります。

オレンジのボタンが2つありますが、左の「Mod manager download」をクリック。

「Manual download」は上でご紹介した、「MO2を使わないダウンロード・インストール」となります。

左の「SLOW DOWNLOAD」をクリック。

カウントダウンが始まるまでは「Manual download」と同じですが、今回は「NXM Link Proxyを開きますか?」と出てきます。「NXM Link Proxyを開く」をクリック。

ブラウザによって表示のされ方は若干異なります。管理人はGoogle Chromeを使っていますが、「www.nexusmods.comでのこのタイプのリンクは常に関連付けられたアプリで開く」にチェックを入れると、次回からこの画面なしでダウンロードできます。

MO2の「ダウンロード」タブ(赤丸)を見ると、現在ダウンロードされているModが表示されます。緑のバーが満タンになるとダウンロードが完了し、「ダウンロード済み」となります。

Modの導入

上の手順でダウンロードしたModを導入してみましょう。

「ダウンロード済み」となっているModをクリックします。

これが初めてのMod導入の場合、「カテゴリが見つかりません」と出てきます。Modにカテゴリを付与できるのですが、「無効にする(D)」を選んでください。

Mod名を変更できます。今回はこのままで大丈夫なので、「OK」をクリック。

ファイルの解凍が始まります。緑のバーが出るので解凍されるまで待ちましょう。

無事に解凍されると、左側に解凍されたModが表示されます。左側のチェックボックスにチェックを入れると、有効化されて導入が完了です。

ここで右側の「プラグイン」タブを選ぶと、現在有効化されているModを見ることができます。赤丸が今回ダウンロードしたModです。

これで導入が完了しました。

まとめ

MO2のインストールから設定、Modのダウンロードと導入までを解説しました。今回の内容を抑えていれば、簡単なMod導入が可能です。どんどん試してみてくださいね!

コメント

この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事
おすすめ記事1
PAGE TOP