Grand Theft Auto : San Andreasの現状とMod導入事情

Grand Theft Auto: San Andreasとは?

「Grand Theft Auto: San Andreas」(GTA SA)は、2004年にRockstar Gamesから発売されたオープンワールド型クライムアクションゲームです。2021年には「The Definitive Edition」(DE)として、「Grand Theft Auto III」(GTA III)「Grand Theft Auto: Vice City」(GTA VC)とともにリマスターされました。

「Grand Theft Auto V」(GTA V)が今も現役ですが、GTA SAはシリーズの中でも特に評価が高く、広大なマップ、自由度の高いゲーム性、そして濃い世界観から、発売から20年以上が経過した現在でも根強い人気を誇っています。

便宜上、当サイトでは、2004年発売のものは「Classic版」、2021年にリマスターされたものは「DE」とします。

特にClassic版のPC向けには、当時から膨大な数のModが制作され、現在でも日々新たなModが生まれています。グラフィックの強化、バグ修正、新要素の追加など、Modによってゲーム体験を大きく変えられることが、GTA SAが今なお遊ばれ続けている最大の理由と言えます。

ジャンルアクション / オープンワールド
対応プラットフォーム(Classic版)PC (Rockstar Store)
– Steam, Epic Gamesでの配信は終了
PS3
PS2
Xbox
Xbox 360
対応プラットフォーム(DE)PC (Rockstar Games Launcher, Steam, Epic Games Storeなどで利用可能)
PS5
PS4
Xbox Series X/S
Xbox One
Nintendo Switch
iOS
Android 

ストーリーと特徴

母の死で帰郷した主人公CJが、親友の裏切りにより兄を失い故郷を追われながらも、州各地でビジネスや人脈を広げて成功を収め、最終的に復讐を果たして家族の絆を取り戻す。

3つの巨大都市を巡る広大なオープンワールドに加え、筋トレや食事による体型変化、自分好みに外見をカスタマイズ、各種スキルの習熟といったシリーズ初の育成要素が追加されました。加えてこれまでのシリーズお馴染みの高い自由度と、バラエティーのあるミッションが本作の大きな魅力です。

バージョンについて

現在、PCで入手可能なGTA SAには、大きく分けて2つのバージョンが存在します。Mod導入を考える場合、この違いを理解しておくことが非常に重要です。

Classic版(2004年オリジナル版)

Classic版は、2004年に発売されたいわゆる従来のGTA SAを指します。長年にわたってModコミュニティの中心となってきたのがこのClassic版です。

現在でも多くのModは、このClassic版を前提に作られており、Modを楽しみたい場合はこちらが基本となります。

基本的には、日本語には対応していませんが、Modとして日本語字幕を導入することは可能です。

ただし、以下で説明するように、Mod導入をするなら、知っておくべき問題点があります。

Definitive Edition(DE)

Definitive Edition(DE)は、2021年に発売されたリマスター版です。グラフィックの刷新や操作性の調整が行われていますが、内部仕様はClassic版とは大きく異なります。

そのため、Classic版向けに作られたModの多くは、DEでは使用できません。DE専用のModも存在しますが、数はまだ限られており、現時点ではClassic版ほど自由度の高いMod環境とは言えないのが現状です。

ただし、Rockstar GamesがDEを主流としているため、今後Modが増えてくると考えられます

ですが、もちろん利点もあります

リマスターのため、操作性がGTA Vに近く、より現代のゲームに近い形でプレイできます

また、Unreal Engine 4を使用しているため、Classic版よりもエフェクトがよりリアルです

さらにバニラの状態で、日本語字幕に対応している点も見逃せません。

Classic版の問題点

バージョンが複数存在

GTA SAはClassic版だけでも、これまで何度か再版されおり、その度にバージョンが変わっています。以下が現在までに存在するバージョンです。

バージョン1.0 (Retail )1.01 (Retail Patch)
 2.0 (Second Edition)
Steam版 (Version 3.0 )Rockstar Games Launcher版Grand Theft Auto: The Trilogy版
特徴 2005年の発売当初のパッケージ版・1.0のバグを修正するために配布された最初のパッチ適用版
・ワイドスクリーン対応の初期修正などが行われている
・「Hot Coffee」騒動後に再販されたパッケージ版・2008年以降にSteamで配信されたデジタル版
・ライセンス切れによりBGMが18曲削除されている
ロックスター公式のランチャーで配布されていたバージョン現在入手できる唯一のClassic版
Mod対応や備考ほぼすべてのModがこのバージョンを前提に作られている一部のスクリプトModが動作しない可能性がるが、概ね動作する・実行ファイル(.exe)にMod対策が施されており、そのままではほとんどのModが動かない
・起動時にモデルデータのサイズチェックを行うため、ファイル書き換えを行うとクラッシュする
・Mod用のツール( CLEO等)がそのままでは動作しない・Steam版と同様、またはそれ以上に近代的なDRM(著作権保護)が施されている
・セーブデータの互換性も他と異なる
・そのままではModは導入できない
・前作と前々作がセットになっている

購入が困難

詳しくは後述しますが、現在、Classic版の入手先は限られています。

PCゲームプラットフォームとして有名なSteamでも、以前はClassic版が発売されていました。そして以前購入した方であれば、再ダウンロードが可能です。

しかしDEの発売以来、Steam上でのClassic版の販売は終了してしまいました

動作環境

Classic版の動作環境

項目 最低動作環境推奨動作環境
OSWindows 2000 / XPWindows 2000 / XP
CPUPentium III または Athlon (1GHz)Pentium 4 または Athlon XP
メモリ256MB512MB
グラフィック64MB ビデオカード (GeForce 3 以上)128MB ビデオカード
ストレージ3.6GB 以上の空き容量4.7GB 以上の空き容量

非常に軽量で、10年以上前の古いPCや低スペックなノートPCでも動作可能です。

DEの動作環境

項目 最低動作環境推奨動作環境
OSWindows 10 (64-bit)Windows 10 (64-bit)
CPUIntel® Core™ i5-6600K /
AMD FX-6300
Intel® Core™ i7-2700K /
AMD Ryzen™ 5 2600
メモリ8GB16GB
グラフィックNVIDIA GeForce GTX 760 2GB /
AMD Radeon R9 280 3GB
NVIDIA GeForce GTX 970 4GB /
AMD Radeon RX 570 4GB
ストレージ19GB 以上の空き容量19GB 以上の空き容量

Classic版よりは要求スペックが上がっていますが、劇的に高いものではないでしょう。後発のGTA Vよりも軽いので、その点は審判は要りません。

また必要なストレージは、GTA SA DEのみの場合です。3作含めてインストールする場合は、45GB以上の空き容量が必要となります。

購入先

Classic版の購入先

ここまで書いたように、Modを最大限に楽しみたい方は、Classic版が必須です。

しかし、公式としてはDEの販売を主流としており、Classic版の販売先は限られています。

現在、新たに正規に手に入れるには、Rockstar Store一択です。こちらで「Grand Theft Auto: The Trilogy」という名前で、GTA IIIとGTA VCと3作セットで販売されています。

Rockstar Store – Grand Theft Auto: The Trilogy

3作ともに名作で、工夫すればMod導入もできるので、プレイしたい方には嬉しいパックですね!

あとは、中古でパッケージ版を購入するという手もありますが、なかなか出回っていません。しかも価格が信じられないほど高騰していますので、現実的ではありません・・・。

※SteamやRockstar Storeで販売されている「グランド・セフト・オート:トリロジー:決定版」は、DEのことですので、Mod導入を目的とする場合は、注意してください。

DE版の購入先

公式としては、DEを主流のバージョンとして売り出しています。

購入先はClassic版よりも豊富で、主に以下の3か所から購入可能です。

DEは、GTA III、GTA VCとの3作でセットになったバンドル形式での販売となります。

加えて、どのストアで購入しても、プレイにはRockstar Games Launcherへのログインが必要です。

また、各ストアで頻繁に割引セール(最大60〜67% OFFなど)が行われるため、購入前に価格を比較することをおすすめします。 

2026年1月3日現在、SteamEpic Gamesでは、セールが行われており、共に67%OFFとなっています。この機会に3作のリマスター版をお手軽価格で入手できます!

Mod導入について

Classic版のMod導入

では、Classic版にMod導入は不可能なのでしょうか?結論を言うと、方法はあります。

ただし、これは公式が提供しているものではありません。当サイトでは、こうした方法の具体的な手順やファイルの入手方法については解説しません。利用する場合は、あくまで自己責任となる点に注意してください。

またGTA SAのModの中には、バージョンに関係なく導入できるものもあります

特にそのままでは、現代のPCで快適に遊ぶことは難しいので、最低限導入するべきModもあります。こちらについては別記事で解説します。

DEのMod導入

既に書いたように、ModはClassic版が主流であり、DEのModはClassic版と比べると少ないのが現状です。

互換性もないので、Classic版のものを入れても動作しません。

しかし、Classic版から移植されたModや、DE向けに新たに開発されたModも増えつつあります。

今後、DEでもModを思う存分楽しめる日も遠くはないでしょう。

こちらについても、別記事で解説します。

まとめ

Classic版もDEもそれぞれ良さがありますが、まとめると・・・

Classic版がおすすめな人

Modをたくさん入れて自分好みにしたい人向け

  • たくさんのModを活用したい: 20年近く蓄積された無数の車、マップ、システム変更Modを自由に導入して改造し尽くしたい。
  • 低スペックPCで動かしたい: 非常に古いPCや、グラフィックボードのないPCなどで動作させたい。
  • すでに入手手段を持っている: 現在は新たに入手するのは困難なため、過去に購入済みであるか、パッケージ版を所有している必要があります。

DEがおすすめな人

最新の環境で、手軽に・綺麗に・快適に遊びたい人向け

  • 面倒な設定を避けたい: インストールしてすぐにWindows 10/11で安定して遊びたい。
  • 最新の操作感で遊びたい: GTA Vのようなスムーズなエイムや、武器ホイール、チェックポイントからの即時リトライ機能を重視する。
  • 高解像度モニターを使用している: 4K画質や、遠くまで見渡せる広大な描画距離を快適に楽しみたい。
  • 公式ストアで安全に買いたい: 現在、SteamやRockstar Storeで正規に購入できるのはDEのみです。

それぞれ好みによって、選択してください。

本サイトでは、今後どちらのバージョンにもMod導入ガイドを公開する予定です。

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